豊岡鞄職人・最高峰 本物の匠作品
“神鍋山火山灰手染め鞄”は自然界にある材料を使い、(土・植物・水・太陽・風)そして“作者の労力”により染め上げた豊岡製の神髄と言える作品です。
染めるだけでなく“鞄”としての耐久性・仕立てを兼ね備え、難易度の高い縫製技術を施し長くお使いいただける作品だからです。
適度な斑(まだら)感が記事の生地を引き立て、色落ちしない工夫として帆布(綿)を特別生産し限界まで目を詰めた生地を手作業で幾度も揉み・乾かす作業を経て完成させているからです。
軽トラック一台分の火山灰土で“バケツ一杯”程度の染用液しか取れない為、染め生地に限りがあります。1・年に1度の染めしかできない希少生産品です。
※濾過した残土は畑に撒き、作物を作っています。
土 | 約2万年前の神鍋山の噴火により蓄積した火山灰土 |
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植物 | 綿生地を厚み“8号”(8号帆布)で極限まで目を詰めて生産 |
水 | 火山灰土を微粒になるまで幾度も桶で濾していきます |
太陽 | 何度も乾燥させて色合いを濃くしていきます |
風 | 染上げには数年の試行錯誤を重ね特定の湿度の風が吹く時期に作業を行います |
蝋引き帆布において鞄縫製・内纏めで限界(最大の厚みの帆布)と言われています(六号・単位)。
約1ヵ月かけて倉敷(児島)にて蝋引き加工をした帆船に使われる大変丈夫な帆布です。
天然酵母の活動を利用して染色顔料に色ムラを作り出す加工です。
高額な加工ですが、薬品を使わず、人・地球にやさしいエコロジーにこだわり、倉敷(児島)で加工しております。
百貨店など、有名店のバイヤーが「素材を見ただけで豊岡製」と認知されている六号蝋引き帆布鞄とは、大変縫製の難易度が高い製品です。
豊岡鞄職人の中でも数名しかできない希少な匠技が集約された逸品と言われ、常時商品化されない理由でもあります。
rena japan made shopは25年間、その職人とモノ作りをしています。
5年以上日本海の荒波に揉まれ少し表面が摩耗しています。ヴィンテージ感と汐の色が現れた、心は劣化していない丈夫なロープです。
手作業で叩き開き、革と纏め縫製しました。